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スノーボードをメンタルから科学する❽

成田氏のコラムです。

第8回目(全31回)
 
これからアップする内容は私の約25年のスノーボード指導経験と企業向けに開催しているメンタルヘルスケア・コミュニケーションスキルアップ・ワークモチベーションコントロールなどのセミナーからの抜粋内容になっております。
また参考文献は最終回に明記致します。

タイトル:スノーボードをメンタルから科学する
サブタイトル:検定で合格するために、試合に勝つために

モチベーションコントロールStep2  満足感

 ここでのモチベーションはスノーボードに対しての思い入れ・やる気・向上心とでも
定義しましょうか。

 スノーボードを始めて2~3年経つと誰もが“スノーボードってこんな物か、これ以上やっても面白くないな”と考える時期が来ます。これはゲレンデを滑っていて、転ばなくなったり、上手に滑れる様になると必ず起こる人間の本能といっても良い思考です。
 ここで満足してスノーボードから離れていってしまう人と、更にレベルアップの道を選んだ人と分かれますね。
 レベルアップを選んだ人は「さあ新しい技術の獲得にがんばるぞ~」とモチベーションが上がります。ここで考えて欲しいのです。なぜ満足した人はモチベーションが下がって、満足せずにレベルアップを目指した人はモチベーションが上がるのか?

 お腹が減ったとき、ご飯を食べたいという欲求がどんどんたまってきますよね。ところがご飯を食べて満腹になるとご飯を食べたいという欲求は無くなりますよね。
これと同じ現象がスノーボードでも起こっているわけです。
 現状の滑りで満足してしまうとモチベーションは下がってしまいます。意識的にモチベーションを上げようと思ってもほとんど無理ですね。反対にレベルアップを考えた人は現状の滑りの満足せずに、更に上の技術をやろうとしているのだから、当然出来ない→満足してない。お腹が減っているのと同じ状態なるわけです。

 じゃいつでもレベルアップを考えていればモチベーションが上がるかと言うとそうでもありません。

それについては次回に。

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